考え方

毒親 が死んだら、私は解放されますか?

毒親 に苦しめられた人生を送っている人はたくさんいます。ですが、その相手が離れたところで、苦しみから解放されることはありません。理由は単純ですし、解決方法があります。

過去の辛い思いをしたとしても、今現在それは起こっていない。なのに苦しい。
それはあなたの中に、その記憶があり、刺激されれば想起し、身体を固め、攻撃や防御の思考が出てきます。そのとき、身体は2巡目の緊張状態になり、ループが始まります。

事件は過去に起こっているのではなく、現在に起こっています。そして、相手がいなくなっても、あなたの記憶で思い出す限り消えません。

こんなとき、選択肢は単純です。記憶からそれをなくしてしまえば良いです。もちろん、人間ですから、そんなに単純に消えることはありません。ほぼ不可能だと思っている人もたくさんいます。嫌な記憶を抱えたまま、誤魔化して生きている人、戦っている人、様々ですが、理屈を知り行動することで変化は生まれます。

記憶の想起を考えたとき、ほとんどのケースで何らかの刺激があって、記憶が思い出されます。例えば、昔こっぴどくフラれた恋人と良く行った場所を通りかかると、つい思い出してしまう。
大きな音を聞くと、過去の事故体験を思い出して泣き出してしまう(これはフラッシュバックですね)。
そんなことが起こっていると思います。

過去の傷がある内は、刺激されれば想起されます。意識できるものだけでなく、無意識的なものでも刺激になりますので、ふと思い出す、そして苦しみが表れるなんてことがあります。

そのときは、私が開発した手法を使って、反応を変えてしまいましょう。記憶は消えませんが、思い出せないようにすることで、もう苦しみは消えます。ふと思い出すようなことも起こらなくなって、数ヶ月後に会って話をしてみると、後の気から今まで思い出したことがなかったですとか、あぁ、ありましたねって他人事のように話す方は多数います。

正しく記憶と向き合えば出てこなくなります。

このメソッドを使う場合は、中途半端にやって放置するのは良くありません。それはちょっと記憶を掘り起こしてケアせずに放置するわけですから、以前よりも思い出しやすくなってしまいます。だから、やるなら最後までです。

あなたの中に 毒親 で苦しんだ過去があるとして、それは消えません。ですが、主出すことがなければそれに縛られて生きていく必要もなくなります。

実際に、親が年老いてきたら不衛生な老人ホーム入れて苦しめるみたいなこと言っていた女性がいました。まぁ、復讐ですね。でも、メソッド一発でどうでも良くなりました。

要は過去を握り続けるなら、苦しみと共に生きていくということになります。
過去を手放すと、苦しみは起こらなくなります。

そして、当サイトでもおすすめしている方法ですが、ゆるしてしまえると楽になります

つまり、問題を認識したら、その刺激に対する反応で苦しみが出てきますので、それをメソッドを使って納めます。その後、ゆるしてしまうことで楽になります。

恨みがあるうちはゆるせないと思うかも知れません。ですが、ゆるさなければ、常に意識の隅にあり、何らかの刺激で想起され、苦しみを感じることになります。意識の隅にそれを抱えていると、同種の問題が起こります。 毒親 の代わりの人が現れ、例えば上司とか、配偶者です。彼らがあなたの同じことをしてきます。

これは意識の中に持っていることが自作自演をさせています。

変わることを決意し変わらなければ人は楽になりません。